動画での解析

一般のビデオカメラや赤外線カメラを使って撮影された動画より流速を求めることができます。
必要な機材はビデオカメラ、動画フレーム内実距離を算出する為の標定点とその座標値、
そして『KU-STIV』だけです。
解析は簡単な方法ですぐに結果が得られます。
撮影

ビデオカメラでは横から撮影するだけです。
動画のフレームに収まるように両岸に標定点をおいて、その座標値とカメラ座標値を測るだけです。
撮影時間は30秒程度です。
STIV

Space Time Imageは設定した検査線上の動画ピクセルを時間フレームで積上げた画像です。
このSTIすなわち時空間画像には水面波紋が縞パターンとして表現されます。
STIVは縞パターンを解析することで流速をもとめています。
Float-PTV

浮子が流れている動画であれば浮子を追跡解析して流速を求められます。
一定間隔で動画のフレームを合成することで浮子が移動する静止画像が作られます。
画像中の浮子を指定して流速を計算します。
動画サンプル