地盤作成または地盤自動作成の機能によりLiDARデータに含まれる地盤点を抽出できます。
これにより木や植生と地盤という二つのセグメントに分離でき、木の頂点位置から地盤までの長さを計算するときに使用されるデータが作成できます。
SfMデータの場合、その点群データは木の頂点が含まれる木の表層部分だけで構成される点群データの場合がほとんどですが、国土地理院が提供している点群データなどを地盤データとして使うことができます。
国土地理院が提供している点群データは該当部分のデータをインターネットから自動取得する機能が備わっています。
材積計算が対象とする木はほとんどの場合、斜面にあります。
地盤データを使って斜面地盤を基準とした平らな地盤と木の点群データを補正したDCHMを作ることができます。
この機能により、木の頂点検出や木の長さ算出により効果的な計算ができるようになります。
点群データやオルソー画像より、木の頂点となる点(樹頂点位置)および木が占める範囲である樹冠を検出します。
樹頂点(長さ)、樹冠が求まったら胸高直径の算出が可能です。
胸高直径は次の7種類から計算式により推定計算されます。
簡単なものでは胸高係数×樹高や、プロット調査結果から相関式(相関係数)を割り出して使うn次曲線式など7種類あります。
胸高直径が求まったら、材積の算出をおこないます。
材積の算出は係数ならびに胸高直径と樹高をつかった山本式より算出をおこないます。
材積オプションでは算出された樹頂点より林分密度を分析するためのヒートマップ図が出力されます。
傾斜計算オプションでは「傾斜角」、「傾斜方向(8方位)」、「高度」、「起伏量」の4つの計算が行えます。
計算結果に基づいて色分けが行えます。2D/3Dでの表示の他に、Excelレポートとして傾斜区分ヒストグラムと傾斜区分図の出力が行えます。
また、DWG/DXFおよび数値情報のCSV出力機能もあります。
路網作成と集積場作成ができます。
点群データを使って路網(作業道)の作成機能と集積場作成のための機能があります。
路網(作業道)ではさらに自動ルート選定のための機能もあります。
AssistZのその他の機能は コチラ をご覧ください